ゴミの生活(四代目)

最近はアマプラをdigってます

2020-01-01から1年間の記事一覧

『ビューティー・インサイド』

アマプラ。韓国。毎朝、起きるたびに違う人間になっている主人公。事情を理解してくれている親友と2人、家具のデザイン・販売をして生活している。ある時、家具の販売店で出会った女性に恋に落ちる。1番の「イケメン」である時に声をかけ、デートをし、付き…

『マローボーン家の掟』

ホラー。かとおもったらかなりヒューマンなドラマ。訳ありの家族(母親と息子3人と娘1人)がイギリスからアメリカへ引っ越してくる。小さな街のさらに奥。世間とは隔絶され、ひっそりと暮らす。やがて母親が死に、銃をもった「あいつ」がやってくる。それか…

『プライベート・ライアン』

アマプラ。いわずとしれた第二次世界大戦(ノルマンディー上陸以降)の傑作戦争映画。ライアン二等兵(英語だと二等兵はプライベートという)を前線から帰国させる任務を請け負ったレンジャー隊の隊長ミラー。部下7人を連れて、ライアンが所属している空挺部…

『1917 命をかけた伝令』

アマプラ。第一次世界大戦。欧州の塹壕戦。ドイツ軍の撤退を受けて一斉攻撃を仕掛ける。その直前に、撤退が罠であると判明。攻撃態勢にはっている部隊に将軍による停止命令を伝達する2名の伝令。塹壕を進み、広い野原を進み、爆撃と銃撃を避けて走る。「ワン…

『工作 黒金星と呼ばれた男』

アマプラ。期間限定100円セール。クッソいい映画だ。久しぶりの韓国映画で個人的ヒット。95年ごろの北朝鮮の核開発疑惑を確かめるために、韓国諜報部(国家企画部)は、なんとかスパイを送り込みたい。そのために、北で事業をやりたいビジネスマンを装った工…

『ターミネーター4』

3の続編で、評判があまりよくなく、なかったことにされがちな本作。でも、じっくり見て、シリーズの歴史の中に当てはめてみると、それなりに楽しめるし、見どころも多いのではないか、と個人的に思っている。スカイネットが支配する未来世界だけ(厳密にいう…

『ア・ゴースト・ストーリー』

事故で急死した旦那が、妻がひとりで暮らす家に幽霊としてとりつく。幽霊のビジュアルが良い。目の穴をあけたシーツをただふわさっとかぶっただけの幽霊。子供が幽霊ごっこするときの幽霊。もちろん、妻は死んだ夫の幽霊には気付かない(気付けない)。やが…

『囚われた国家』

宇宙人に支配されている地球。体制側はエイリアンと結託し、代理として統治している。植民者の出先機関としての現地国家。主人公は、反体制運動の指導者だったが行方不明(死亡説もある) の弟。反政府=反エイリアン活動をしている連中は、地下に潜りながら…

『ゼイリブ』

長らく見たいと思っていたが近くのレンタルショップにはなく、アマプラ有料レンタル400円。なんだかんだ配信が便利。1988年のジョン・カーペンター映画。街に失業者が溢れる不況。流れ者のネダはバックパックひとつで建設現場にたどり着く。貧民キャンプ?を…

『焼肉ドラゴン』

鄭義信の戯曲が原作。場面転換なしの脚本を容易に想像できる。もとの芝居を見たかったのだが、時間的に最近は芝居を見れないので(しょうがなく)映画をDVDで見た。大阪。朝鮮系の不法移住集落、の焼肉屋ドラゴン。片腕の店主と妻、3人の娘と1人の息子。それ…

『サマー・オブ・84』

84年のアメリカ。閑静な郊外。子供が突然、失踪する。主人公は、ふとした瞬間に隣人(警察官)の家に見慣れない子供の姿を見る。あれはひょっとして失踪した子供の1人では? 直感的に隣人をシリアルキラーだと考えた主人公は、仲間とともに独自の調査を始め…

『西部戦線1953』

アマプラ。韓国映画。朝鮮戦争。極秘資料を紛失した韓国の兵士と、それを見つけた北朝鮮の戦車の狙撃手。それをよこせよこさないのすったもんだの珍道中。シリアスに始まるが、すぐにコメディになり、韓国兵士と北朝鮮兵士それぞれが、相手への無理解から理…

『劇場』

アマプラ。又吉直樹の小説が原作。行定勲監督。劇場公開が新型コロナで延期。アマプラに落ちてきた。売れない(先鋭?)劇団で脚本・演出をやる永田。文字通り道端で衝撃的に出会った沙希と、恋人関係に。沙希は永田の芝居に出て好評を得るが、永田は沙希を…

『何者』

アマプラ。朝井リョウの同名小説が原作。(朝井リョウは小説も面白いが映画はもっと面白い。)就活ホラー映画、と個人的には呼んでいる。それぞれの事情とそれぞれの目標をもって就活をしている4人の大学生(途中で1人増えるが)が、情報交換しながらやって…

『22年目の告白 私が殺人犯です』

アマプラ。22年前の未解決連続殺人事件。事項成立後に、突如としてイケメン・曽根崎(藤原竜也)が「私が殺人犯です」と名乗りでる。自分が殺人犯であることの証拠として、犯人しか知らない情報をまとめた自叙伝を発表。まるで人気作家のように、記者会見か…

『復活の日』

アマプラ。小松左京の同名小説の映画。スケールでかい映画を、当時にしては、かなりのスケールで撮影。南極と潜水艦も出てくる。東西冷戦の中で開発された細菌・ウィルス兵器が流出、世界中に死のパンデミックが広がる。南極の実験施設にいるものたちを除い…

『グエムル 漢江の怪物』

アマプラ。ポン・ジュノ監督、ソン・ガンホも出てる。漢江のほとりで食品店を家族で営むカンドゥ。突如として川から姿を現した怪物に、一人娘のヒョンソが連れて行かれてしまう。カンドゥは父、弟、妹と協力して、携帯電話の着信を手がかりに娘を救出に向か…

『スプライス』

アマプラ。マッド印の科学者夫婦が、人間の胚をベースに新種の生物を生み出す。夫婦は子供を作るか作らないか、という話をしていたところなので、最初に妻が次に夫がその生物をドレンと名づけ「子供」であるかのように育て始める。夫は頑なに「ペット」と呼…

『残酷で異常』

アマプラ。妻を殺した男が、自分の罪を認めて、罰を受けるまで。不思議な部屋に連れていかれ、自殺・他殺で生前人を殺したものたちが、自分の罪を告白し、受け入れる自助(?)グループに参加。主人公の英語教師は、アジア系の子連れの妻と結婚する。妻は経…

『母なる証明』

ポン・ジュノ監督でアマプラをディグっていたら出てきた。2009年。知的障害をもつ息子(ウォンビン)トジュンが、女子高生殺害の容疑で逮捕される。息子の無実を信じる母は、ありよあらゆる手を使って真犯人を見つけようとする。知り合いの刑事や、有名な弁…

『her/世界でひとつの彼女』

例えばiPhoneに入っている人工知能による音声アシスタントSiriが、むっちゃ高性能になったとして、人間がSiriと恋人同士になる可能性はあるだろうか? 本作はちょっと先の未来を舞台に、人工知能OSと、手紙代筆サービスのライターとの恋愛を描く。妻と別れ失…

『ハッピー・デス・デイ』

アマプラに入っているならすぐ見るべき映画(の1つ)。ループ&ホラー&ドタバタ。アメリカの大学でイケイケ(って死語だな)のギャル(ってのも死語だが)ツリーが、大学マスコットのお面をかぶった何者かに殺されてしまう。しかしなぜだか彼女は殺された日…

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

うねうねかつメカニカルなエイリアンが地球を侵略中。人類は絶望的な負け戦。パワードスーツを着て反撃をするも、なぜかエイリアンは一枚上手。それもそのはず、エイリアンは時をリープする能力を持っていて、人類の作戦の裏をかけるから。トム・クルーズ演…

『シークレット・ミッション』

北朝鮮のエリートスパイが韓国の下町に潜入して、いつか下されるはずの命令を待つ。待っている間に、すっかり街に溶け込んでいく。スパイのエリート性を隠すために、愚鈍なマヌケを演じているのだが、実はバリバリのスーパースパイなので、アクション・格闘…

『シンクロナイズド・モンスター』

失職し恋人に振られ、アルコールの問題(飲みすぎというレベルを超えてもはや依存症)の主人公グロリアは、都会を離れ地方の故郷へ帰る。そこで小学校時代の同級生と再会、彼が経営しているバーで働き始める。仕事が終われば仲間どうして朝まで飲む生活が続…

『桜ノ雨』

ボカロ曲「桜ノ雨」をモチーフとした映画。海の見える高校(静岡県がロケ地だ)の合唱部が舞台。高3で卒業後には留学を考えている部長、高2でその先輩に思いを寄せるミク、高1の新入部員などに焦点を当てて、コンクールとそこにまで至る練習を映す。正直、内…

『シロメ』

『カルト』が面白かったので、同じ白石晃士監督の映画をアマプラでdigっていたら辿り着いた。2010年の映画。主演はももいろクローバーだがこの時は6人いる。ある廃校にいるシロメに「シロメ様、シロメ様」と願いとすると叶えてくれるらしい。武道館ライブ(…

『カルト』

芸能人3人が視聴者からの除霊相談に、霊能者連れて行ったらかなりガチなやばいヤツだった。というドキュメンタリー風(モキュメンタリー)ホラー映画。といっても霊の描写がちゃっちいCGだし、本人役で出ているタレント3人の芝居もいかにもなものなので、『…

『来る』

モラハラ妻夫木と、霊能力者柴田理恵がおもな見どころ。『来る』の柴田理恵はすごいぞすごいぞと聞いていて、どれくらいすごいかと思ってみたら、とてもすごかった。バラエティにも出演している霊能者だが、力は本物で、満身創痍になって戦うのは、かっこい…

『孤狼の血』

役所広司と松坂桃李の警察/ヤクザ映画。なんで「/」が入るかというと「立派な警察はヤクザと見分けがつかない」(という法則)にのっとっているから。暴力的としか形容できないベテラン刑事(役所)の捜査に反発しながらもついていく大卒の新任刑事(松坂…