ゴミの生活(四代目)

最近はアマプラをdigってます

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

うねうねかつメカニカルなエイリアンが地球を侵略中。人類は絶望的な負け戦。パワードスーツを着て反撃をするも、なぜかエイリアンは一枚上手。それもそのはず、エイリアンは時をリープする能力を持っていて、人類の作戦の裏をかけるから。トム・クルーズ演じるケイジは地球軍の広報官。広報なので前線に行く必要はないのだが…いろいろあって前線にぶち込まれる。わけがわからないうちにノルマンディー上陸作戦を思わせる揚陸総攻撃に参加。当然、すぐ戦死。しかし死ぬ瞬間にエイリアンの謎の体液をあびたことで、タイムリープする能力を得て、死ぬ当日の朝に意識を取り戻す。反抗、脱走、訓練などあらゆる手を尽くして、なんとか時間に囚われた自分の運命から脱出しようとする。そんなケイジに接触してきたのは、百戦錬磨の女兵士・リタだった。タイムループ×SF映画。最高に面白い。原作は桜坂洋の同名小説。ハリウッド風味のスペクタクルで、エイリアンと人類の戦闘を完全に表象することに成功している。パワードスーツはかっこいいし、上達するまで死に続けるトム・クルーズの「人生リセマラ」は印象的。ループもので、勝つまでやるなら、そりゃあこうなるわな。ケイジとリタの関係や、最後の敵本拠地=ルーブル美術館など、見るとこ・見せるところたくさんある。個人的には、トム・クルーズ映画のヒロインは金髪美女説をとなえているので、この作品もその根拠の一つ。ループものだけに何度見ても良い。

 

オール・ユー・ニード・イズ・キル(字幕版)

オール・ユー・ニード・イズ・キル(字幕版)

  • 発売日: 2014/10/29
  • メディア: Prime Video