ゴミの生活(四代目)

最近はアマプラをdigってます

『桜ノ雨』

 ボカロ曲「桜ノ雨」をモチーフとした映画。海の見える高校(静岡県がロケ地だ)の合唱部が舞台。高3で卒業後には留学を考えている部長、高2でその先輩に思いを寄せるミク、高1の新入部員などに焦点を当てて、コンクールとそこにまで至る練習を映す。正直、内容はあるようでない。プロットが貧弱である。しかし映像と音楽が良い。映像と音楽も映画を構成する要素なので、映像と音楽を楽しめれば十分に良い映画だろう。原作というわけではないがもう少しプロットがしっかりあるボカロ小説もあるようで(未読)、この映画を「ボカロ小説の実写映画化」と考えない方が良いっぽい。見終わった後、YouTubeでボカロ曲を何曲か、久しぶりに聞いてみた。いわれてみれば主戦場はニコ動で、いまはあんまりというかまったくニコ動を見なくなったので、ボカロに昔ほどの勢いはないのだろうか。ボカロ/小説ブーム第2派なんてのも耳にしたが。とりあえず久しぶりに聴いたボカロ曲は懐かしかった。

桜ノ雨

桜ノ雨

  • 発売日: 2017/09/01
  • メディア: Prime Video