ゴミの生活(四代目)

最近はアマプラをdigってます

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『焼肉ドラゴン』

鄭義信の戯曲が原作。場面転換なしの脚本を容易に想像できる。もとの芝居を見たかったのだが、時間的に最近は芝居を見れないので(しょうがなく)映画をDVDで見た。大阪。朝鮮系の不法移住集落、の焼肉屋ドラゴン。片腕の店主と妻、3人の娘と1人の息子。それ…

『サマー・オブ・84』

84年のアメリカ。閑静な郊外。子供が突然、失踪する。主人公は、ふとした瞬間に隣人(警察官)の家に見慣れない子供の姿を見る。あれはひょっとして失踪した子供の1人では? 直感的に隣人をシリアルキラーだと考えた主人公は、仲間とともに独自の調査を始め…

『西部戦線1953』

アマプラ。韓国映画。朝鮮戦争。極秘資料を紛失した韓国の兵士と、それを見つけた北朝鮮の戦車の狙撃手。それをよこせよこさないのすったもんだの珍道中。シリアスに始まるが、すぐにコメディになり、韓国兵士と北朝鮮兵士それぞれが、相手への無理解から理…

『劇場』

アマプラ。又吉直樹の小説が原作。行定勲監督。劇場公開が新型コロナで延期。アマプラに落ちてきた。売れない(先鋭?)劇団で脚本・演出をやる永田。文字通り道端で衝撃的に出会った沙希と、恋人関係に。沙希は永田の芝居に出て好評を得るが、永田は沙希を…

『何者』

アマプラ。朝井リョウの同名小説が原作。(朝井リョウは小説も面白いが映画はもっと面白い。)就活ホラー映画、と個人的には呼んでいる。それぞれの事情とそれぞれの目標をもって就活をしている4人の大学生(途中で1人増えるが)が、情報交換しながらやって…

『22年目の告白 私が殺人犯です』

アマプラ。22年前の未解決連続殺人事件。事項成立後に、突如としてイケメン・曽根崎(藤原竜也)が「私が殺人犯です」と名乗りでる。自分が殺人犯であることの証拠として、犯人しか知らない情報をまとめた自叙伝を発表。まるで人気作家のように、記者会見か…

『復活の日』

アマプラ。小松左京の同名小説の映画。スケールでかい映画を、当時にしては、かなりのスケールで撮影。南極と潜水艦も出てくる。東西冷戦の中で開発された細菌・ウィルス兵器が流出、世界中に死のパンデミックが広がる。南極の実験施設にいるものたちを除い…

『グエムル 漢江の怪物』

アマプラ。ポン・ジュノ監督、ソン・ガンホも出てる。漢江のほとりで食品店を家族で営むカンドゥ。突如として川から姿を現した怪物に、一人娘のヒョンソが連れて行かれてしまう。カンドゥは父、弟、妹と協力して、携帯電話の着信を手がかりに娘を救出に向か…

『スプライス』

アマプラ。マッド印の科学者夫婦が、人間の胚をベースに新種の生物を生み出す。夫婦は子供を作るか作らないか、という話をしていたところなので、最初に妻が次に夫がその生物をドレンと名づけ「子供」であるかのように育て始める。夫は頑なに「ペット」と呼…

『残酷で異常』

アマプラ。妻を殺した男が、自分の罪を認めて、罰を受けるまで。不思議な部屋に連れていかれ、自殺・他殺で生前人を殺したものたちが、自分の罪を告白し、受け入れる自助(?)グループに参加。主人公の英語教師は、アジア系の子連れの妻と結婚する。妻は経…

『母なる証明』

ポン・ジュノ監督でアマプラをディグっていたら出てきた。2009年。知的障害をもつ息子(ウォンビン)トジュンが、女子高生殺害の容疑で逮捕される。息子の無実を信じる母は、ありよあらゆる手を使って真犯人を見つけようとする。知り合いの刑事や、有名な弁…

『her/世界でひとつの彼女』

例えばiPhoneに入っている人工知能による音声アシスタントSiriが、むっちゃ高性能になったとして、人間がSiriと恋人同士になる可能性はあるだろうか? 本作はちょっと先の未来を舞台に、人工知能OSと、手紙代筆サービスのライターとの恋愛を描く。妻と別れ失…

『ハッピー・デス・デイ』

アマプラに入っているならすぐ見るべき映画(の1つ)。ループ&ホラー&ドタバタ。アメリカの大学でイケイケ(って死語だな)のギャル(ってのも死語だが)ツリーが、大学マスコットのお面をかぶった何者かに殺されてしまう。しかしなぜだか彼女は殺された日…

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

うねうねかつメカニカルなエイリアンが地球を侵略中。人類は絶望的な負け戦。パワードスーツを着て反撃をするも、なぜかエイリアンは一枚上手。それもそのはず、エイリアンは時をリープする能力を持っていて、人類の作戦の裏をかけるから。トム・クルーズ演…

『シークレット・ミッション』

北朝鮮のエリートスパイが韓国の下町に潜入して、いつか下されるはずの命令を待つ。待っている間に、すっかり街に溶け込んでいく。スパイのエリート性を隠すために、愚鈍なマヌケを演じているのだが、実はバリバリのスーパースパイなので、アクション・格闘…

『シンクロナイズド・モンスター』

失職し恋人に振られ、アルコールの問題(飲みすぎというレベルを超えてもはや依存症)の主人公グロリアは、都会を離れ地方の故郷へ帰る。そこで小学校時代の同級生と再会、彼が経営しているバーで働き始める。仕事が終われば仲間どうして朝まで飲む生活が続…

『桜ノ雨』

ボカロ曲「桜ノ雨」をモチーフとした映画。海の見える高校(静岡県がロケ地だ)の合唱部が舞台。高3で卒業後には留学を考えている部長、高2でその先輩に思いを寄せるミク、高1の新入部員などに焦点を当てて、コンクールとそこにまで至る練習を映す。正直、内…

『シロメ』

『カルト』が面白かったので、同じ白石晃士監督の映画をアマプラでdigっていたら辿り着いた。2010年の映画。主演はももいろクローバーだがこの時は6人いる。ある廃校にいるシロメに「シロメ様、シロメ様」と願いとすると叶えてくれるらしい。武道館ライブ(…

『カルト』

芸能人3人が視聴者からの除霊相談に、霊能者連れて行ったらかなりガチなやばいヤツだった。というドキュメンタリー風(モキュメンタリー)ホラー映画。といっても霊の描写がちゃっちいCGだし、本人役で出ているタレント3人の芝居もいかにもなものなので、『…

『来る』

モラハラ妻夫木と、霊能力者柴田理恵がおもな見どころ。『来る』の柴田理恵はすごいぞすごいぞと聞いていて、どれくらいすごいかと思ってみたら、とてもすごかった。バラエティにも出演している霊能者だが、力は本物で、満身創痍になって戦うのは、かっこい…

『孤狼の血』

役所広司と松坂桃李の警察/ヤクザ映画。なんで「/」が入るかというと「立派な警察はヤクザと見分けがつかない」(という法則)にのっとっているから。暴力的としか形容できないベテラン刑事(役所)の捜査に反発しながらもついていく大卒の新任刑事(松坂…

『ドニー・ダーコ』

寝ている時は夢遊病で、起きている時も問題行動を起こす男子高校生ドニー。ある晩も自室をでて外で寝ていたら、自宅には上空から落ちてきた飛行機のエンジンが直撃。もし部屋にいたら間違いなく死んでいた。運良く命拾いした彼は、しかし日常生活でも夢遊病…

『遊星からの物体X ファーストコンタクト』

1982年のカーペンター傑作映画『遊星からの物体X』(原題はThe Thingで、これから邦題をつけた人はすごいと思う)のリメイク。と思って見ていたら、前日譚だった。ホラー映画の古典的傑作をリメイクするトレンドがあるので、これもその波に入っているものか…

『キューブ』

謎の脱出ゲーム。元祖? 『キューブ』の後に続編もたくさんでているが、見ていない。こういう「設定の勝利」的なストーリーは、何よりも最初が一番面白い(はず)。キャラクター系ホラーと似ていて、続けば続くほどコメディになる気もする。一応、続編に興味…

『ジェーン・ドウの解剖』

ジェーン・ドウとは英語で「名無しの権平」を意味するジョン・ドウの女性形。 アメリカの民間(?)検死場。事件が疑われる遺体が保安官によって運ばれてくる。ベテランの検死官の父とその見習い中の息子。父主導で手際絵よく遺体を解剖しては、死亡の原因を…

『テネット』

『鬼滅の刃』公開前に観にいった。平日かつ地元イオン映画館なので、すっかすかだった。(それなりに人気作だと聞いていたが) おもしろい! 時間逆行スパイ SFなんだが、設定やらなにやらをあまり深く考えるものでもない。きちんと考えるには観る回数が足り…

『ミッドサマー』

見たくて見たくてしょうがないので500円レンタル配信した。(アマプラ会員なのでプライムで面白い作品をディグるのが趣味なので、有料レンタルはどこか負けてしまった感じがすれる…が有料作品はやはり優良) 明るいホラー。恐怖は闇と共にやってくる、という…