ゴミの生活(四代目)

最近はアマプラをdigってます

『マローボーン家の掟』

ホラー。かとおもったらかなりヒューマンなドラマ。訳ありの家族(母親と息子3人と娘1人)がイギリスからアメリカへ引っ越してくる。小さな街のさらに奥。世間とは隔絶され、ひっそりと暮らす。やがて母親が死に、銃をもった「あいつ」がやってくる。それから6ヶ月後。とシーンは飛ぶ。どうやら「あいつ」はいなくなったようだが、兄弟4人は何かに怯えている。屋根裏部屋のドアはレンガで完全にふさがれ、煙突からも入れない。長男は食料の買い出しに1週間に1度、街へ出かけていくが、それ以外は、誰1人家から出ない(出ないように決めている=掟)。しかし、家の法的処理を担当している弁護士からその費用を請求され、兄弟は現実に直面せざるをえない。なぜ家族はアメリカへ引っ越してきたのか? 人目を忍んで生活をしているのか? 「あいつ」は誰だ? 屋根裏部屋にいるのは誰だ? トレイラーを見て100円レンタルしたのだ。トレイラーはホラーテイスト全面に出していて、恐怖を期待して見てみたのだが、怖いは怖いのだが、その怖さというのは人間的な怖さで、火人間的な怖さではない。かといってつまらないわけではなく、十分に面白かった。主人公一家と親しくなる女の子が特徴的な顔立ちの美人で、どっかで見たことあるなと思ったら、シャマランの『スプリット』と『ミスター・ガラス』に出ている子だった。(これは実は伏線?)

マローボーン家の掟(字幕版)

マローボーン家の掟(字幕版)

  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: Prime Video