ゴミの生活(四代目)

最近はアマプラをdigってます

『エイリアン3』

 ゲオレンタル。『2』で植民惑星を爆破のうえ脱出したリプリー達。宇宙船の火災のため不時着したのは囚人惑星フューリー。火災の原因は船内に潜んでいたエイリアン。リプリーのみ生き残り、全員男の囚人(と2名の看守)がいる惑星で、エイリアンと戦う。『2』は重武装の宇宙海兵隊や、パワーローダ―が出てきて、テクノロジーvsエイリアンだったが、『3』は囚人惑星のため武器らしい武器はない。自らが「餌」となって、エイリアンをおびき寄せ、溶鉱炉で溶けた鉛を浴びせる作戦を考える。囚人たちは、女はおろか俗世間から切り離され、独自の解釈のキリスト教を信仰。女であるリプリーの登場に明らかに動揺する。やがてリプリーの体内にもエイリアン、それもクイーンが寄生していることが明らかになる。最初に見たときは、よくわからず、その後もよくわからないのだが、何度か見てみると、この作品も「それなりに傑作」である。脚本の破綻(特に、どのエイリアンがどのタイミングで脱出艇に侵入したのか)はあるのは確かだが、宗教的テーマ、素手でエイリアンと対峙するという発想、寄生されるリプリーなど面白い点はいくつもある。今見ると、思った以上にCGがちゃっちいのだが、それを差し引いても「それなりに傑作」だ。

エイリアン3(字幕版)

エイリアン3(字幕版)

  • 発売日: 2014/10/01
  • メディア: Prime Video