ゴミの生活(四代目)

最近はアマプラをdigってます

参院選まとめ

どこにも書くことができないので。

・マスメディア

テレビ、新聞、ラジオをチェックしていたが、テレビの特集が全くと言っていいほどなかった。たまにあってもNHK。(夜のニュースは見れていない)公平に報道しなければならないという決まりがあるので、めんどくさいのだろう。
それに前回までの選挙で自民党から「公平に」というプレッシャーをかけらているので、なおさらめんどくさいのだろう。
とはいえ、あまりにもなさすぎる。(他方で目立ったのは都知事問題。これは好きなだけやっていいトピックらしい。)報道されなければ、与党に有利。
もう朝の時間帯にニュース番組を見るのは完全にやめた。
結構、テレビというマスメディアへの絶望は深くなった。(マスゴミだなんて思わないけど)


憲法

選挙前は語らず、選挙後に「理解が得られた」というだろうなというのはわかっていた。そうわかっていた人も多いはず。そして実際そうなった。
ここでもマスメディアはもっと頑張るべき。争点化したくなくても言葉を引き出し、言葉を引き出せなくても「草案」はでているわけだから、検証したほうがよい。というのも「表現の自由」について大きく切り込んだ草案だから。これ、放っておくと、ますますマスメディアが機能不全になるよ。
…ということも中の人はわかっているんだろうけれど。
今後は「草案」を前提に、どこを修正するか、という議論になってくるのだと思う。国会での議論で草案を全否定することは、おそらくできないのだろう。

野党共闘

それなりの効果はあった様子。
面白い指摘は、幸福実現党が出たことによって自民の票が割れて、結果、野党統一候補が勝った選挙区がいくつかあったというもの。まさかの足の引っ張り合い。
SEALDsの動きがどう影響したかはよくわからない。

・10代の投票率

若い人ほど低いという傾向があるので、今回の数字はそれほど低くなかった。また若い人ほどリベラル寄りになるのだが、意外というか自民党に投票した人が多かったようだ。これ、選挙スローガンの影響もあると思う。自民党は「前に進む」、野党は「(改憲を)止める」。
進めると止めるだと、どうしても前者のほうがリベラルに見える。テレビCMもおそらく効果的だったし(よく目についた)。YouTubeでもガンガンCM流していたようで、これも効果的だったんだと思う。今の若人は、テレビかそれ以上にYouTube見てるから。あと、若い人(これから就職する人)にとってはやはり「経済>憲法」なのだろう。

・政治の言葉

自分の身近な人と、喧嘩にならずに政治について語れる言葉を作ってく必要があると思った。それも、政治的信条を異にする人と。この記事は本当はfacebookにのっけようと思ったんだけど、いろいろ考えることがあって(考えなけりゃならないことがあって)、ここにのっけた。

・今後の動き

憲法改正は、非常事態>家族>9条という順番(なのだろうか、やはり)。
9条は解釈改憲して集団的自衛権の行使は認めてしまっているので、いまさらあまりこだわらないのではないと思う。
むしろ気になるのは家族条項。懸念している理由は、社会保障費の切り詰めになるから。
「家族は助け合わなければならない」から、生活保護の削減(親族扶養義務の強化)、出産・育児・保育園等への補助費カット(家族でやれ)、介護保険費用等のカット(家族でやれ)となる可能性大。
増えていく社会保障費を切り詰めるためのエクスキューズ(というか法的根拠)になる。