『奴隷の島、消えた人々』
アマプラ。韓国映画。とある島。塩田で、知的障害者たちが、無理矢理連れてこられて暴力と劣悪な環境で奴隷のように働かされているのではないか。という疑惑に迫るジャーナリスト（女性）とカメラマン（男性）が島に潜入する。取材を進めようとするも、島の人間は協力的であなく、問題の塩業者の門は固く閉ざされる。ふらふらと島を歩く労働者のひとりふたりと接触するも、暴力の痕跡と何かを隠す口ぶりで、要領を得ない。ジャーナリストたちが真相に近づくと、しかし、悲劇的な事件が起こる。その犯人は果たして…？ 前半というか大半はカメラマンの持参したカメラで撮っているという体のPOVものである。が、最初と最後は、そのカメラ動画を挟むように、事件を俯瞰する視点が挿入される。どう見ても悪いのは塩田業者なのだが、それだけで終わらせない仕掛け。よくできているが、超面白いわけではない。実はを元にしているようだ。
