ゴミの生活(四代目)

最近はアマプラをdigってます

『マトリックス リローデッド』

 ゲオのレンタル。ここのところ自宅で配信レンタルしていたので、久しぶりにゲオに行ったら、旧作が2週間で130円になっていた。値上げ、というか価格変更というか。『マトリックス』3部作の2作目。1作目がヒットしたら、三部作契約で作るので、2作目は3作目への引き。一作目だと語られるだけであったザイオンという滅亡しつつある人類の街が登場。人口25万人の洞窟都市。半裸になってタイコたたいでどんどこどんどこ踊るので、原始的というか、宗教的というか。実際、古代ローマかと思えるような政治体制(船長と評議員)や服装。テクノロジーはあるのだが、自分でメンテしているかどうかちょっと不明。そのザイオンにマシーンの大群がやってくる、72時間でピンチ! 救世主ネオは、ザイオンの一部から資質を疑われながらも、預言者ラクルと会い、預言者の導きのもとにキーメイカーをメロビンジアン(悪者)から救出。特注のカギを使ってビルの一室にある誰も入れない部屋へ。そこにはマトリックスの設計者アーキテクトがネオを待っている。ネオに選択を迫る。救世主の役割を与えられたネオは今回で6人目。今までの5人と同じく「ザイオンから少数の物を選び再建するか、世界すべてを滅ぼすか」と聞かれる。前任者は皆、ザイオンの再建を選ぶが、ネオはトリニティへの愛ゆえ、後者を選ぶ。マトリックスで窮地に陥っているトリニティを助け出す。マトリックスの外へ出て、モーフィアスたちと合流するも、敵機械(センチネル)に見つかる。ネオは、マトリックスの外でも不思議な能力を発揮し、触らずにセンチネルの活動を停止させる。それと同時に昏睡状態に入る。この話の衝撃は、ザイオンのがっくり感、アーキテクトとオラクルの結託の可能性。ラブロマンス的な要素は不要だな…。愛ゆえにどうの、という展開になるのだが、メロドラマパートが始まると、とたんに集中力が落ちる。130分程度の長い映画だが、アクションシーンは、今でもちゃんと見れるので、そんなに長さは感じない。『マトリックス』話を人とすると、「1作目はいいけど、2と3はな~」というのがいつもの展開だし、自分も出た直後はそう思っていたのだが、20年ぐらいたってちゃんと見直してみると、予想以上に楽しめた。(そもそもの期待値が低いからだろうか)

マトリックス リローデッド (字幕版)

マトリックス リローデッド (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video