ゴミの生活(四代目)

最近はアマプラをdigってます

『IT/イット THE END それが見えたら、終わり。』

 アマプラ。新作レンタル400円。スティーブン・キング原作の超長編ホラー『IT』の映画版・後編。前後編たして6時間くらいになる。でもまあ、原作の尺を考えるとそれでも収まったほうでは? デリーという(架空の)待ちに、27年周期に現れては、子供をさらうピエロの怪物ぺ二-ワイズ。前編では「ルーザーズ」クラブの少年少女7人が、下水道の奥底に潜むIT=蜘蛛のお化けを退治する…。のだが、それから27年後、再び「それ」がやってくる。デリーに残ったマイクは、アメリカ中に散って成功している「ルーザーズ」の一人一人に電話をかけて、予備戻す。デリーから離れれば離れるほど、デリーでの記憶は薄れていたが、再会のレストランで「それ」からの出迎えを受けて、恐怖を思い出す。一人一人が自分のトラウマに向かい合い、重要なアイテムを持ち寄ることで、「それ」を打ち破る儀式ができるのだと、マイクは力説するが、早くも「それ」の恐怖でチームはばらばらに。前編よりも怖い。ホラー的、クリーチャー的映像も豊富。で、ホラーなのかなと思っていると最後にSF的展開にもなる。二度おいしい。しかし、この『IT』という作品は調べてみるといろいろ面白くて、とくに原作の子供時代の「それ」の倒し方は、キング史上に残るthe most weiredなものらしい。もっともそれを確かめるために原作を読む気にはならないのだが。原作は読み始めたら面白いのだが、長くて、スタミナも必要。『ドリームキャッチャー』と『グリーンマイル』(まだ薄いほう)、『11/22/63』は読んだし、どれも面白かったのだが、映画の方が入りやすく十分に楽しめる気がする。『ドリームキャッチャー』『シャイニング』『ショーシャンク』『キャリー』『クリスティーン』『デッドゾーン』『ペットセメタリ―』(古)、あと『スタンドバイミー』はキング映画で見たな。どれも良い。 

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(字幕版)