『犬鳴村』
見たかったホラー。清水崇監督。トンネルの向こうには国から消された村がある…日本国憲法も通用しない、究極のホラースポット。冒頭はPOV ショットで男女カップルが肝試し的に突撃する。も、恐怖体験。こっちに帰ってきたものの女は様子がおかしくなる。男も男で地元の有力者のボンボン息子で、どうも消えた村と家族は因縁があるらしい。その男の霊感の強い妹の医師が実家に呼び戻される。
冒頭のPOVの緊張感はすぐに三人称カメラに切り替わって、解ける。ネットで噂される消えた村、という振りからはわりとデジタルな感じのホラーを想像していたが、もっと土着も土着、アナログ的昭和的な展開に。流行りの手法やテーマよりも、昔からの話を今風に撮りたかったのだろうの思う。
主演の女優はすごく美人で成海璃子も芝居上手いのだなーと思っていたら三吉彩花でした。役者間違えあるある。